こんにちは、ヒデです。
我が家ではキッチンのスペースを有効活用するためにカップボードを設置する事にしました。
これまでは、家具メーカーの据え置き型の食器棚を使ってきましたが、キッチンメーカー製のカップボードを後付け(リフォーム)することにしました。
商品選びや契約、工事についてわが家の経験を4回シリーズでご紹介します。
我が家の経験がカップボードの設置を検討する方の参考になれば幸いです。
今回は第一回、プラン検討編です。
カップボードを設置する事にした理由
- 収納量を増やしたい。食器棚のまわりにある空間が無駄になっています。キッチンスペースに合わせたカップボードを設置することで収納量が増えることを期待しています。
- 電子レンジ台を無くしたい。カウンタータイプのカップボードを設置する事でいま使用している電子レンジ台を処分してキッチンを広く使えるようにしたい。
はじめに
カップボードには、いろいろな種類があります。
好みや予算に合わせて家具のような据え置きタイプやキッチンメーカーの作り付け、オーダーメードなどを選択することができます。
我が家では、キッチンメーカーの作り付け(壁に固定する)タイプを選びました。
キッチンメーカー製のカップボードは自分に必要なキャビネットを選んでカスタマイズできることやサイズを組み合わせてスペースに合わせやすいことが決め手になりました。
採寸
まず、採寸することがスタートになります。
天井が下がっている部分やコンセントの位置もしっかり測っておきましょう。
ショウルームでは採寸に合わせて様々なプランを作成してもらえますが、設置場所の正確な採寸が重要になります。
冷蔵庫の幅や奥行きも測定しましょう。冷蔵庫を購入する予定のある方は見込みのスペースを確保しておくことが重要になります。
・目地材:幅1cm程の材料ですが、設置する場所などにより必要になる場合があるようです。設置場所を下見してもらった際に必要性を確認することになります。
カタログとWEBで情報を集める
私はキッチンメーカーからカタログを取り寄せ、ブログやYouTubeで実際に使用している方の使用感から好みのプランやシリーズを絞り込みました。
私が取り寄せたのは下記の2社です。
Panasonic ホームページ
Panasonicは人気の『Lクラス』、すごく立派です。
LIXIL ホームページ
LIXILで人気の『リシェルSI』も、Lクラスに負けないくらいバリエーションがあります。
ハイグレードクラスは、素材だけではく、サイズも豊富に揃えられており、高さ・横幅・奥行きを選択する自由度が高いことが特徴です。
素材感は別途ショウルームで確認することとして、まずは必要なキャビネットや幅、奥行き等からプランを検討していくことになります。
3つのプランから好みのタイプを絞り込む
スペースや導線、使い方などからプランを検討します。
どちらのメーカーを選んでもプランには3つのパターンが用意されています。
カウンタープラン
キャビネットが上部と下部に分かれていて、真ん中がカウンターになっています。
上部のキャビネット(吊り戸棚)は天井高にあわせて設置できるので、天井からの空間を活用できるメリットもあります。
カウンター上部に家電をおく方が多いので、レンジやトースターなど正面から使う家電を置く、下部には電気ポットや炊飯器など上から使う家電を置くと使いやすいです。
下部のキャビネットの高さを選べるシリーズもあります。
ハイキャビネットを選ぶと、引き出しの段数を増やせるシリーズもあります。
吊り戸棚の高さを選ぶ際には、吊り戸棚とカウンターとの間に電子レンジなどの家電を設置できるスペースがあるか確認しましょう。
トールプラン
天井の高さに合わせる必要がありますが、全面が収納になりますので収納量は多くなりそうです。
イメージとしては、家具調の食器棚に近いと思います。
天井とのスキマはスペーサーなどで埋めることで見栄えはカバーできます。
電子レンジや電気ケトル、炊飯器の設置スペースを別に確保する必要があるので注意して下さい。
トールカウンタープラン
カウンタープランとトールプランを合わせた良いとこ取りプランになります。
こちらの組み合わせを選ぶ方が多いとショウルームで伺いました。
キッチンに十分な幅を確保出来れば良いのですが、幅が狭いとカウンター部分に電子レンジ等を置くスペースが狭くなる心配があります。
どのプランも、長所短所があるので自分自身の使い方を良くシュミュレーションしましょう。
吊り戸棚にはダウンウォール等のカゴがオプションで設定されているシリーズもあります。
高い位置にある棚を活用するには魅力的なオプションになりますが、収納量はかなり少なくなるのでサイズや使いやすさをショールームで確認をしましょう。
ショールームで実物を確認、プランを作成してもらう
質感や色味を確認したい、実際に触ってみるためには、ショウルームに行きましょう。
各社とも新型コロナ感染症の対策として、予約制やオンライン相談で対応をしているのでホームページで確認をして下さい。
担当の方から様々なアドバイスをいただけるのでおすすめです。
Panasonic ホームページ
ショウルーム見学をすると細かな説明をして頂けると共にプラン表を作成してもらえます。
Panasonicは一週間ほどで郵送してもらえました。
LIXIL ホームページ
LIXILでは10分ほどでプリントしてもらえました。
これで、費用と共に各社をじっくり比べることが出来ます。
リクシルに決定! オンラインショールームでプラン修正
我が家はLIXILのプランを採用することに決めたのですが、追加したいオプションが出てきたのでオンラインショールームを予約してプランの修正をしてもらいました。
オンラインショールームもWEBで予約できます。
LIXILはZOOMを使用してのオンライン面談です。オンラインショールームの予約をするとLIXILから面談用URLがメールで送られてきます。
面談でプランの修正をお願いすると2日後には修正プランがメールで送られて来ました。
ショウルームに伺った際に一週間後くらいにオンライン面談の予約を勧められていたのですが、プランの決断が出来ていなかったので、提案を断っていました。
一週間くらいでプランの再検討をする方が多いようです、アドバイス通りに予約しておいた方がスムーズでした。
ショールーム(プラン確定)
数日すると、最初のショールーム訪問の際にプランを作成してくれた「リフォームコンシェルジュ」の方から状況確認のメールをいただきました。
修正プラン通りで問題ないこととリフォーム店を紹介して欲しい旨を伝えたところ、リフォームコンシェルジュから「最終確認をショールームでしましょう」と奨められました。
再度、ショールームに伺って、色や高さ、奥行きなどを再確認して決定しました。
以上、プラン確定までの流れをご紹介しました。検討から確定まで約一ヶ月かかりました。
オンラインショールームも平行して相談を進めるともう少し早く確定できるかもしれません。
ここから先は、工務店さんを紹介していただくことになります(ここまでは無料です)。
確定したプランをご自身で業者さんに持ち込む事もできるようですが、
私はリフォーム店の紹介をお願いしたので、そちらで見積もりを出してもらうことになります。
LIXIL ホームページ
私は以前もリクシルのリフォーム店紹介を受けていて今回が2回目になります。
2回ともとても満足できるリフォーム店を紹介していただきました。施工を依頼するお店に心当たりがない方には良いサービスだと思います。
カップボードのプラン決定までのポイント
持っていると便利なグッズ:レーザー距離計(ボッシュBOSCH)
何度も天井の高さや幅を測ることになるので、とても手間がかかりました。
天井の高さ、冷蔵庫の設置場所の奥行き、キッチンの幅などをメジャーを使って一人で測定するのは面倒ですし、不正確になりがちです。
レーザー距離計があると一人でも『簡単・正確に』測定することが出来てとても便利です。
今回の内容がカップボードの設置をしようとしている方の参考にうれしいです。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
カップボードで収納力アップ! スペースを有効活用してキッチンをすっきりさせたい
次回は、「第二回:契約編」はこちらをお読み下さい。
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