こんにちは、ヒデです。
我が家では、キッチンのスペースを有効活用するためにカップボードを設置しました。
今回はカップボードの設置について振り返ってみたいと思います。
最後に、カップボードの設置に際して、確認しておくべきポイントについてまとめました。
カップボードに満足はしたの?
満足しているよ。
でも、使ってみてわかったこともあるから共有したいと思う。
設置工事を振り返る
取り付けまでの期間
設置の検討を始めて、取り付けが終わるまで3か月くらいかかりました。
コロナ禍でショールーム見学などの制限もありましたが、WEB見学やリモートでの説明を受けることも出来て想像以上にスムーズだったと思います。
ショールーム見学にもWEB相談にもそれぞれメリットがあるので、上手に組み合わせて進めると良いと思います。
ショールーム見学とWEB相談を併用すると疑問解消に効率的です。
素材や使い易さの確認はショウルームがおすすめです。
費用
費用はトータルでは55万円(税込み)になりました。
本体が約38万円(3割引)、工事費が約12万円、さらに壁を付加するための追加工事が約5万円になりました。
工事費は高いなと思いましたが、近隣へのご挨拶や室内の養生などをしっかり行って頂きましたので納得はしています。
ただ、合い見積もりを取らずに決めてしまったので、そこは反省点だと思います。
LIXILからリフォーム店を紹介してもらう際に複数の業者さんを手配してもらいましょう。
収納を増やすプランの工夫
我が家は、設置スペースの横幅が1100mm程度しかなかったので、収納容量を増やすためにどの様なプランにすべきか悩みました。
各社ともホームページが充実していますし、カタログの取り寄せが可能なので検討はしやすかったと思います。
高いカウンターにした
高いカウンター(990mm)を選択すると、カウンター下の引き出しが四段になりました。
引き出しの深さも確認して検討すると良いと思います。
吊り戸棚より、カウンター下の引き出しの方が使い勝手が良いと考え、高いカウンターを選択しました。
カウンター下の収納を増やすことで、使用頻度の多い食器類を大量に収納することが出来ます。
家電収納キャビネットを選択した
炊飯器などの家電をどこに配置するのか、導線はどうなるのかを検討することは使い勝手の面で重要だと思います。
我が家ではハイカウンターを選択して、炊飯器などの家電はカウンター下に設置できるキャビネットを選択しました。
家電収納キャビネットにはスイング扉と蒸気排出ユニットをオプションで付けました。
スイング扉は閉じた際に見た目がスッキリするので付けて良かったと思います。
ただし、スイング扉の金具が想像以上にごつくスペースを取るので、ショールームで実物を確認することをお勧めします。
蒸気排出ユニットも設置したのですが、実際に必要か検討すべきだと思います。
我が家で使っている電気ポットは蒸気が出ないタイプでした。我が家の電気ポットに対しては蒸気排出ユニットのメリットはありませんでした。
炊飯器には蒸気排出ユニットが役立つのですが、炊飯器の使用頻度からすると蒸気排出ユニットがなくても、炊飯時は引き出しておけばいいのかなと思いました。
家電収納の下も引き出しにした
家電収納キャビネットの下段は、引き出しとゴミ箱を中に設置するためのスペースを選択できました。
我が家では収納量を増やすために引き出しを選択しました。
一段の引き出しで、内寸が340mm程の深さになるので、大型のペットボトルや鍋類の収納が出来るようになります。
カウンターの奥行きを650mmタイプにした
奥行きの大きい650mmタイプを選んでも、カウンターと反対側のシンクとの間が900mmほど確保できました。
カウンターとシンクの間が狭いと使い勝手が悪くなる、二人での作業がやりにくいなどのデメリットがあります。
どの様な使い方をするのかシュミュレーションし、しっかり測定をして選択をしましょう。
カウンター上の吊り戸棚を最大限伸ばした
吊り戸棚は高さを700mm(奥行き450mm)にしました。
吊り戸棚の高さの設定には悩みました。
吊り戸棚の下面とカウンターの上面に出来るスペースに電子レンジやトースターなど、前面から使用する家電を置くことになります。
我が家では天井の高さが2200mmだったので、カウンターの高さ990mm、吊り戸棚700mmを引くとカウンター上のスペースは510mmになります。
510mmでは狭くないかと心配をしましたが、特に困ることはなさそうです。
吊り戸棚の奥行きは壁の強度から、奥行き600mmでは前面が下がる恐れがあるそうで設定された商品はありませんでした。
我が家では、奥行きは450mmを選びました。
圧迫感を減らすためにも、カウンターより浅くすることが一般的だそうです。
吊り戸棚の設置工事
当初の工法は、取り付け面の石膏ボードの一部を切り、木材を埋め込んで補強する方法でした。
しかし、マンションの管理規約により、取り付け予定の壁が「共有設備」にあたるため、壁に傷を付けるような工事は出来ないことが判明しました。
リフォーム会社との相談により、壁の前面に板を接着付加してから、カップボードを設置する方法に変更し、費用が45,000円追加となりました。
必要な工事費用なのですが、見積もり後に金額が上がったので高く感じてしまいました。
マンションの管理規約を確認して、管理会社と設置に問題がないか事前に相談しておきましょう。
ダウンウオール
吊り戸棚を使いやすくするために、左側の吊り戸棚はダウンウオール付きを選択しました。
収納量は減るとわかっていたのですが、想像以上に減りますね。
写真を見て頂くとわかるのですが、大きなかごが入っている事になります。
かごの周り、後にも空間があり、そこがデッドスペースになってしまいます。
写真の吊り戸棚は幅が600mmですが、2〜3割はスペースが小さくなっている印象です。上下と後も同様です。
棚を下げる時は手前のバーを持って引き下げます。
ダウンウオールは便利なことに間違いありませんが、選択する際は収納量や費用、必要性などを良く検討することをおすすめします。
ダウンウオールは使い勝手にはプラスですが、収納にはマイナスです。
費用もかかるので良く検討しましょう。
まとめ
重要なポイントをまとめます。
- 採寸は細かくしておくこと。天井の下がっている部分やコンセントの位置を忘れないこと
- 冷蔵庫の幅や奥行き、コンセントの位置も測っておくこと
- カップボードとシンクのスペースやキャビネットの位置関係はショールームで相談する
- 各種プランにおける高さや使いやすさ、自分の好みをショールームで確認する
- ショールームには納得するまで何度も行く
- 現地調査は必須です、どの様な工事が必要になるのか確認してもらうこと
- マンションの場合は管理規約を確認する、不明な点はマンションの管理会社に相談する
- 設置工事について、マンションの管理会社に連絡をする
- 当マンションの場合、「間仕切壁」は共有部分となり工事不可でした(対処方法あり)
- 複数のリフォーム会社から見積もりを取る
- 不要品の処分、食器棚のリサイクルを希望する場合は早めに準備をしておく
- 工事明細、商品の品番などに間違いがないかきちんと確認する
最後に
カップボードの設置について、プランの検討から取り付け工事までを振り返りました。
商品、リクシルの対応、リフォーム店の対応に満足しています。
私のリフォームの経験が、検討している方のお役に立てればうれしいです。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
持っていると便利なグッズ:レーザー距離計(ボッシュBOSCH)
何度も天井の高さや幅を測ることになるので、とても手間がかかりました。
天井の高さ、冷蔵庫の設置場所の奥行き、キッチンの幅などをメジャーを使って一人で測定するのは面倒ですし、不正確になりがちです。
レーザー距離計があると一人でも『簡単・正確に』測定することが出来てとても便利です。
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