6年でこんなに変わった! 私が受け取った配当金トップ10とその選定理由

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こんにちは、ヒデです。

今回の記事では、私が6年間で受け取った配当金の成長と、購入した銘柄の理由についてご紹介します。

自社の持ち株を除いた、保有している個別株を取り上げますので、投資初心者の参考になれば嬉しいです。

投資スタンス

  • 投資スタンス:高配当株 ✕ 連続増配株、日米ETF、投資信託、積立投資、長期保有
  • 投資金額:年30〜50万円 + 配当金は全額再投資
  • 投資銘柄:日本株を単元未満株で分散購入。最近は、米国や日本の高配当ETFにも興味があります。
  • 口座:特定口座、旧NISA、新NISA
  • 個別株の評価額:600万円+1200万円(自社株)

受け取った配当金の推移

配当金の推移

個別株投資を始めた頃、年間の配当金は約2万円程度でしたが、現在では17万円を超える配当金を受け取るまでに成長しました。

当初は配当利回りの高さに注目して購入をしていましたが、減配を経験したことから、配当性向や企業の成長性にも目を向けるようになりました。

また、2020年〜2021年にかけて、新型コロナウィルスの影響で一部の銘柄では配当が減少しましたが、全体として受取配当金は増加を続けています。

私の配当収入ベスト10銘柄

この記事では、個別の企業名をご紹介しますが、特定の銘柄を推奨するものではなく、将来の投資成果を保証するものでもありません。

銘柄選びや投資のタイミングは、必ずご自身で判断で行ってください。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)

2019年に、「預金しておくより株式を購入したほうがリターンが高い」と聞き、その理由だけで購入した銘柄です。当時は投資初心者で、深い分析はせずに直感で選びました。

2019年に1株535円で300株購入。当時の配当金は1株あたり22円で、配当利回りは約4.0%、配当性向は31.7%でした。

この銘柄は累進的な配当を行っており、購入当初の配当利回り4.0%が、2024年時点では投資額に対して8.5%にまで成長しました。累進配当の効果を強く実感した、私にとって思い入れのある銘柄です。

現在の配当利回りは3%前半ですが、3%後半まで上昇する機会があれば、再び買い増しを検討したいと考えています。

三菱ケミカルグループ(4188)

2019年に1株あたり配当金が40円、配当利回りが5.1%と高配当だったことに魅力を感じて購入しました。

しかし、その後の配当金は減少し、2020年には32円、2021年は24円と減配が続きました。

2024年は配当金が32円まで回復しましたが、株価は大きな変動がなく、現在もホールドしたまなの状態です。

日本たばこ産業(2914)

2019年に1株あたり配当金が154円、配当利回りが6.3%と非常に高く、カップラーメンなどの株主優待も魅力的だったため、1株2400円で購入しました。

ただし、購入したタイミングが2019年の後半だったため、その年は半期分の配当金のみの受取となり、ランキングでは3位となりました。

その後、2021年には株価が2000円に下落、配当金も140円に減配。

しかし、2022年には復配して188円となり、現在は株価が4000円、配当金は194円まで伸張しています。

長期保有を続けている理由は、株価が下落したとしても配当金が精神的な安定をもたらしてくれるためです。株価の動向を予測することは難しいですが、この銘柄を保有していて良かったと感じています。

現在も配当利回りが4%後半と魅力的ですが、配当性向が70%を超えていること、さらにPBRが1.8倍以上あるため、買い増しは見送っています。

キヤノン(7751)

2019年に配当金が160円、配当利回り5.4%という高配当に魅力を感じ、単元未満株で購入を始めた銘柄です。

しかし、当時の配当性向は100%以上と非常に高く、今であればリスクの高い銘柄として購入を避けていたかもしれません。

その後、新型コロナによるパンデミックの影響もあってか、2020年には配当金が半分の80円に減配となりました。

現在では、配当利回りは2.9%と当初より低くなっていますが、配当金は150円まで回復。配当性向も50%程度と下がったため、引き続き保有し、今後の増配に期待している銘柄です。

引用元:マネックス証券 銘柄スカウター

オリックス(8591)

2019年に配当利回りが4.8%あり、さらに株主優待としてカタログギフトがもらえる点に魅力を感じて購入した銘柄です。

しかし、2023年度で株主優待のカタログギフトが終了してしまい、とても残念に思っています。

一方で、配当金は減配することなく増加を続けています。増えていますが、株価の上昇によって現在の配当利回りは約3%に低下しています。

現在は、今後の増配に期待しつつ、株価が下落するタイミングでの買い増しを検討したいと考えています。

引用元:マネックス証券 銘柄スカウター

ソフトバンク(9434)

2020年に配当利回り6.2%という高配当に魅力を感じ、購入を始めた銘柄です。

ただし、配当性向が80%と高水準であるため、現在は買い増しを控え、保有を続けています。

ソフトバンクは、2025年3月31日から2026年3月31日まで、100株以上保有する株主にPayPayマネーライト(1000円分)を進呈する株主優待を発表しました。この特典もとても魅力に感じています。

さらに、株主分割も実施され、以前より購入しやすくなったため、株価の動向と今後の展開を楽しみにしている銘柄です。

三井住友フィナンシャルグループ(8316)

2020年に配当利回り7.2%という高配当に魅力を感じて購入を始めた銘柄です。

2024年には1株を3株に分割しましたが、現在も3700円以上と値嵩株のため、購入当初から単元未満株でコツコツと積み立てています。

この銘柄は累進的な配当を行っており、投資額に対する利回りは現在8%近い水準に達しています。

ただし、現在の配当利回りが3%前半であるため、三菱UFJ同様に株価が下落して利回りが3%後半になるチャンスを待っています。

引用元:マネックス証券 銘柄スカウター

ヤマハ発動機(7272)

2019年に配当利回りが4%以上あり、購入を検討していました。

しかし、2020年の中間期に配当金がゼロとなったため、当時は購入を見送る判断をしました。

その後、2020年期末に復配があったため、過去の配当金推移を参考に、高配当に戻る可能性を期待して復配を機に単元未満株で購入を始めました。

現在は、PBRが1倍以上あることや、配当利回りが約3.7%にとどまっていることから追加購入は見送っています。

株価が下落するタイミングを見計らいながら、慎重に購入を検討していきたいと考えています。

引用元:マネックス証券 銘柄スカウター

ジャクス(8584)

2020年から配当利回り5%以上の高配当銘柄として、単元未満株でコツコツと購入を続けていた銘柄です。

当時は、PBRが1倍割れの割安水準で、配当性向も30%台だったため、安心して保有していました。

しかし、ベトナムやインドネシアの市況悪化を受けて、まさかの減配となりました。

営業利益の悪化が減配の主な要因ではありますが、売上高は引き続き伸びているため、現在はホールドして様子を見ている状況です。

引用元:マネックス証券 銘柄スカウター

INPEX(1605)

2023年から企業の業績や指標を基に、有望な銘柄を選んで購入するスタイルに切り替えました。

INPEXは、私が重視している指標で高ポイントを獲得している銘柄であり、単元未満株でコツコツと購入を続けています。

2023年には売上高が前年割れとなりましたが、2024年の予想では反転が見込まれており、今後の業績回復に期待しています。

6年間で学んだ銘柄の選び方

6年間の個別株投資を通じて、配当利回りだけでなく、財務の健全性や増配傾向を確認することの重要性を実感しました。

現在は、自分なりの基準を「マイルール」として、なるべくその基準に合致する銘柄を選ぶように心がけています。

マイルール

これらの項目を基準に、銘柄選びをより精度の高いものにしています。

まとめ

減配のリスクを減らすために、銘柄の分散に加えて、「マイルール」に基づいて銘柄選びの精度を高めることを心がけています。

また、単元未満株でコツコツ積み立てる「ドルコスト平均法」を活用し、価格変動のリスクにも配慮しています。

6年間の取り組みで目標としていた「住居費をを配当金でまかなう」という目処が立ちました。

次の目標は、水道光熱費や通信費を含めた年間100万円の配当収入を達成することです。

今回の記事が、安定した配当収入を目指している方の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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