こんにちは、ヒデです。
今回の記事では、資産形成の教科書ともいうべき「バビロンの大富豪」をご紹介します。
本書には「お金をためる、増やす、守る」という資産形成における普遍的な原則が九つの物語として書かれています。
私は、この本を読んで「経済的成功につながる行動」と自分の行動を照らし合わせて見直すことができました。
資産形成に取り組みたいと思っている方には一歩を踏み出すきっかけになる、取り組んでいる方には考え方や行動の整理をしてくれる本であると思います。
経済的な成功につなげるために、あなたが取るべき行動は、「バビロンの大富豪」に記されています。
資産形成を始めてみようと考えている方は是非読んでみてください。
この本を読んでほしい人
- 資産形成を始めてみようと思う方
- 資産形成に踏み出すきっかけが欲しい方
- 資産形成の普遍的な行動や原則について理解したい方
富をもたらす黄金の「七つの知恵」とは
第一の知恵「財布を太らせる」
稼いだお金の全部を使わないで、1割を貯めるようにする。
常に収入の9割で生活できれば必ず貯金が増えていきます。
給与天引きなどの先取り貯金を活用して貯めていきましょう!
第二の知恵「自分の欲求と必要経費を混同しない」
自分で気をつけないと稼いだお金と同じだけ使ってしまう。
本当に必要な費用と自分自身の欲望による費用を混同しないようにする。
一番大切な「欲求」を叶えられるように、必要な費用か・必要ではない費用かを見極められるようになりたいと思います。
第三の知恵「貯めた資金は寝かさずに増やす」
貯めた貴重な財産を働かせ、増やす手段を考える。
豊かな財産を作るのは、貯めたお金が更に稼いでくるから。
財産とは財布にある現金ではなく、財布の中に絶えず流れ込む定期収入やお金の流れなのです。
最近、特に気にしているのは老後の収入(お金の流れ)です。
老後の収入のために、ブログの収益化や配当収入を増やすことに取り組んでいます。
現金が流れ込んでくる仕組みがあると、老後生活の安心感につながると思います。
第四の知恵「損失という災難から貴重な財産を死守する」
第一の原則は元本を確保すること。危険を冒せばたいていは損失というペナルティを取られる。
手っ取り早く財産を作りたいという空想のような望みのために道を誤ってはいけない。
どの分野に投資するにしても、必ずつきまとう危険性についてよく調べる。
投資は余裕資産や使う予定がない資産で行うことが原則です。
「コア・サテライト戦略」や「長期・分散・積み立て」など、リスクが高まりすぎない投資スタイルを取ることが大切だと思います。
第五の知恵「自分の住まいを持つことは、有益な投資と心得よ」
自分の庭に実った無花果や葡萄を食べることは人間としての喜び。
自分の住まいを持ち、誇りを持って手入れできる庭を獲得することで、人は自身を持ち、何をするにも一層努力するようになる。
自分と家族を嵐から守ってくれる家を持つことをすすめる。
投資の世界では、「持ち家か賃貸か」という議論があり、それぞれにメリットやデメリットがあります。
私自身はマンションを購入して、ベランダで野菜を作り、果樹を植えて楽しんでいます。
本書に書かれているとおり、安心して暮らせる家を持つ、ベランダで栽培した野菜や果物を食べられることは幸せなことだと実感しています。
第六の知恵「将来の保障を確実にすべく、今から資金準備に取りかかる」
将来に備えて相応の所得を用意しておく、たとえあなたが死んでも家族が快適な生活を続けられるように準備をしておく
年老いてから必要なお金と、家族を守るために必要なお金を用意しておく。
老後資金は必要な時に現金化できるよう流動性のある資産で準備しておきたいと思います。
第七の知恵「明確な目的に向かって、自己の能力と技量を高め、よく学び、自尊心を持って行動する」
望みなければ、達成なし。 強く、明確な望みを持つべし。
小さなものでも明確な望みを実現するやり方さえ身につければ、より大きな望みを実現するための訓練となる。
最後に
「バビロンの大富豪」の第二話、『富をもたらす黄金の「七つの知恵」』についてご紹介しました。
本書の良いと思うところは、教科書的ではなく物語となっている点だと思います。登場人物と自分を重ね合わせながら「経済的成功につながる行動」について理解を深めることができました。
また、全九話の物語となっており、大切な原則は様々なストーリーとして織り込まれておりとても理解しやすい内容です。
「バビロンの大富豪」に興味を持ってくださった方は、手にとっていただければ幸いです。
「バビロンの大富豪」はこちらから購読できます。
プライム会員の方は、無料(プライム特典)で読むことができるので特におすすめです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。