こんにちは、ヒデです。
私は50歳を過ぎてから、老後生活のために資産運用を始めましたが、私の周りには投資に興味はあるけど実際には何もしていない方が多くいらっしゃいます。
今回の記事が、老後生活に向けて資産運用を始めたい方が、行動を起こすきっかけになれば嬉しいです。
わたしが投資を始めたきっかけは2つ
①企業型確定拠出年金(DC)の社内説明会で、選択した運用商品により資産額に大きな差がついていることを知ったこと。
最初は、国内株、米国株、新興国株で迷ったり
比率をいじったり試行錯誤をしました
②昔から株式投資が好きだった友人が、数千万円の株式資産を作っていたこと。
自分もはじめなきゃと思い、株式投資を始めました
いきなり株式の短期売買をはじめて、損失が大きくなり
株式投資から一時撤収したこともありました
株式投資を始めた頃は失敗もありました。私の失敗経験は下の記事をお読みください。
投資初心者が行動を起こせずにいる5つの理由
初心者が投資を始められない理由を5つ調べました
- 投資は勉強をして知識を学ばないとできないと思っている
- 投資をするには何百万円ものお金が必要だと思っている
- 投資に失敗してお金を失うことが怖い
- 投資に対してマイナスのイメージを持っている
- 投資に必要な計画作りや行動が面倒だと思っている
私が投資をしていなかったのは1と3と5の理由でした
貯蓄だけでも老後資金を貯めることは可能ですが、貯蓄だけでは資金が増えるスピードが遅く、将来的にはインフレーションのリスクもあります。
そのため、老後資金を効率的に増やすためには、リスク資産を持つことも必要かなと思いました。
投資は勉強をしてからやるべきか
投資に関しては、ある程度の知識があることが望ましいと思います。勉強をすることで、投資先や投資方法のリスクやメリットを理解し、適切な判断を行うことができます。
しかし、すべてを理解してから投資を始めようとすると、時間を費やし投資の機会損失になる可能性もあります。
投資は始めたあとも学び続けることが大切なので、少額から始めて経験を積みながら自分にあった投資方法を学んでいくこともできます。
私はとりあえず、株式投資をはじめてみました
失敗もしましたが、失敗しても困らない程度のお金でやることが大切と思います
投資のリスクと投資期間には密接な関係があると言われています。
投資期間が短い場合は、市場の変動や不確定要因が大きな影響を与える可能性がありますが、長期的な投資においては短期的な市場の変動や一時的なリスクが緩和される傾向があると言われています。
投資はなるべく早く始めて、長く続けることにメリットがあります。
投資をするには何百万円もの資金が必要か
不動産投資などする場合には数百万円以上の資金が必要な場合もありますが、株式投資や投資信託ならそんな大金は必要ありません。
たとえば、KDDIの株価は4000円程度(2023年3月)なので、1単元(100株)は40万円程度で投資をすることができます。
それでも、40万円って大金ですよね。
そんな時は、単元未満株を扱っている証券会社を活用しましょう。
1株の購入なら、KDDIの場合は4000円程度で投資をすることができて、配当金もちゃんともらえます。
私は単元未満株で購入しています
資金が少なくても、株式投資を始められるので初心者におすすめです
取引の制限や手数料などのデメリットもあります
投資に失敗してお金を失うことが怖い
株式投資などによる資産運用は、資金を失うリスクがあるので、投資に関する基本的な知識やリスク管理の方法を学ぶことが大切です。
基本的な知識やリスク管理の方法はインターネットや書籍でも学ぶことができます。
このブログでも、私の経験を中心に投資の情報をお届けして、皆さんの資産形成に役立っていきたいと思います。
投資を始めた頃に株式の短期売買をやって失敗しました
自分に合った投資方法を見つけることが大切です
投資に対してマイナスのイメージを持っている
私は投資のことをギャンブルに近いようなマイナスのイメージを持っていました。
投資は資金を失うリスクがあるものの、必要な知識や情報を持ち、リスクを管理することで利益を得ることもできます。
投資は、将来の自分や家族のために資産形成をする重要な手段になります。
投資にマイナスのイメージを持っている方におすすめしたい「金持ち父さん貧乏父さん」
「金持ち父さん貧乏父さん」は、ロバート・キヨサキによる金融教育の本です。
金持ち父さんは、お金について、資産を作ることの大切さを教えてくれました。
一方、貧乏父さんは、お金についての教育が不十分で、一生懸命働いても資産ができませんでした。
この本を読むことで貯蓄より投資をすることの大切さが理解できると思います。
投資に必要な計画作りや行動が面倒だと思っている
はじめて投資をする時、どうして良いかわからないので面倒に感じるのはあたり前のことだと思います。
なぜ、投資をしたいのか、どのような目標を達成したいのか明確にすることが大切だと思います。
私の目標
・定年後は「生活費を稼ぐために働く時間」を減らしたい
・住宅関連費用(月5万円)を株式の配当でまかないたい
アドバイス
- 簡単なものから始める:私は企業型確定拠出年金(DC)の購入商品を米国株を中心に組み替えることから始めました。ポイントはインデックス型の株式商品で手数料の安いものを選択することです。一度設定すれば、その後は手間がかからないのでおすすめです。
- 詳しい人のアドバイスを受ける:企業型確定拠出年金(DC)の商品を組み替えたときは投資に詳しい友人のアドバイスを受けました。信頼できる方のアドバイスを受けることも大切です。
- 自動化する:給与天引きや積立投資を設定することで自動的に投資ができるようにします。またロボアドバイザーを利用する方法もあります。ロボットアドバイザーは手数料が高めですが、すべての工程を自動化されていて資産運用を任せることができます。
私が所有している金融資産
私が50歳になる前から所有していた金融資産
- 預貯金
- 個人年金
- 従業員持ち株
- 企業型確定拠出年金(DC)
個人年金は貯金のような感覚で、従業員持ち株は社員としての義務感で購入していました。
企業型確定拠出年金(DC)は「元本確保型」の商品を選んでいました。
いずれの金融商品も資産運用をしている意識はなく、周りから紹介されて始めたものです
50歳以降に購入を始めた金融資産
保有していた金融資産は持ち続けながら、新たな金融資産を増やしています。
- 企業型確定拠出年金(DC)は運用商品を株式に変更
- Wealth Navi(ウェルスナビ)による定期積立
- 一般NISA口座で高配当株式(国内株式)の購入
- 一般NISA口座で米国ETFの購入
私はこの順番で少しずつ経験を積んできました
まとめ
今回の記事は、投資で資産形成を始めるための行動アドバイスをまとめました。
- 貯蓄だけでは老後資金が増えるスピードが遅いので、投資による資産形成も一つの手段になる
- 投資は資金を失うリスクがあるので、投資に関する基本的な知識やリスク管理の方法を学ぶことが大切
- すべてを理解してから投資を始めようとすると時間がかかるので、リスク管理をしながら少額で始める方法もある
- 投資の計画作りが面倒なときは、投資信託の積立やロボアドバイザーを活用する方法もある
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回の記事が、投資を始めようと考えている方の参考になれば嬉しいです。
本記事では筆者の経験に基づいて投資初心者のために行動アドバイスをまとめました。
事例として上げた金融商品やサービスの売買を勧めるものではなく、投資における最終決定はご自身の判断で行ってください。