株価暴落を味方にする:単元未満株でコツコツ買い増し

収入源を作る
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こんにちは、ヒデです。

私は、定年後に再雇用せずに安定した生活が送れるよう、資産形成や収入源作りに取り組んでいます。

その中でも特に、配当収入を老後のメインの収入源にしたいと考え、まずは年間の住宅関連経費60万円の配当を目標にしています。

ヒデ
ヒデ

8月2日の大暴落には驚きました

評価額がなかなか元の水準に戻らないですね

今年の7月、日経平均株価が過去最高額の42,426円を記録し、一次は大きな話題になりました。

しかし、その後どんどん値下がりし、8月2日には過去2番目の下げ幅となり、35,900円まで下がってしまいました。

新NISAで今年から株式投資を始めた方の中には、「やらなきゃよかった」を感じている方がいるかもしれません。そんな記事をWeb上で目にすることも増えています。

しかし、私は株価の上下に一喜一憂せず、これまで通りコツコツと単元未満株を積み上げています。長期的な視点で資産を増やすことが大事だと考えています。

今回は、そんな私が実践している単元未満株での買い増しと受け取っている配当金の推移についてご紹介します。

少しでも皆さんの参考になれば幸いです!

この記事では、個別の企業名を紹介しますが、特定の銘柄を推奨するものではなく、将来の投資成果を保証するものでもありません。

銘柄選びや投資のタイミングは、必ずご自身で判断で行ってください。

私の投資目的とスタンス

個別株に投資する目的

私が個別株に投資する理由は、「住宅関連の年間経費60万円を配当金で支払えるようにすること」です。

住宅経費を配当金でカバーできるようになれば、老後の年金生活がぐっと楽になると考えています。

さらに、住宅経費の引き落とし口座に配当金を自動で入金するように設定しておけば、もし将来認知症などで振込操作が難しくなっても、安心して住み続けることができます。

住宅関連の経費を配当で支払えるようになったら、次の目標は水道光熱費などの固定費をカバーすること。

引き続き挑戦していきます!

投資スタンス

  • 投資スタンス:高配当株 ✕ 連続増配株、日米ETF、投資信託、積立投資、長期保有
  • 投資金額:年30〜50万円 + 配当金は全額再投資
  • 投資銘柄:日本株を単元未満株で分散購入。最近は、米国や日本の高配当ETFにも興味を持っています。
  • 口座:特定口座、旧NISA、新NISA
  • 個別株の評価額:550万円+1150万円(自社株)

長期的な視点で資産を育て、配当収入を少しずつ増やしていくことが目的です。

コツコツと株を積み増すには、株価暴落は大きなチャンスです。

バーゲンセールと考えていつも通り、冷静に買っていきたいと思います。

株価暴落でも投資を続ける理由

個別株投資を始めた頃は、毎日の評価額が気になって仕方ありませんでした。

評価額が上がった、下がったと、一喜一憂する日々が続きました。

しかし、投資の勉強をせずに始めた個別株の短期トレードは、最終的に失敗に終わりました。

その失敗を経て、私は短期トレードではなく、「長期・分散・積立」という投資方針に切り替えました。

現在では、この投資方針に基づき、投資信託や全世界株ETFをコア資産とし、高配当個別株をサテライト資産として運用するスタイルに落ち着いています。

今では、日々の評価額の変動には一喜一憂せず、年間60万円の配当収入を目標に、高配当銘柄の買い増しをしています。

高配当銘柄をより精度高く選ぶために、自分なりのファンダメンタル分析を心がけています。

8月、9月に購入した銘柄のご紹介

私が8月、9月に購入した銘柄をご紹介します。

銘柄証券コード
ジャックス8584
ヤマハ発動機7272
三菱UFJ
フィナンシャル・グループ
8306
銘柄証券コード
三菱HCキャピタル8593
本田技研工業7276
三井住友
フィナンシャルグループ
8316

各月5万円を目安に購入しました。

銘柄ごとの予算は1万円程度なので、いつも単元未満株で購入しています。

私のファンダメンタル分析

この記事で使用している各種指標は、執筆時点のものです。投資の際には、最新の指標を必ずご確認ください。

本田技研工業(7267):輸送機器

自動車は世界8位、オートバイは世界1位の国際的な企業で船外機やジェット機まで手掛けています。

5年成長率と自己資本比率が毎基準に達していませんが、低PBRと配当利回りに着目して購入しました。

本田技研工業のファンダメンタル分析

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):銀行業

日本最大の金融グループで、個人から法人まで幅広いサービスを提供しています。

7月以降、株価が下がり配当利回りが3%を超えてきたので購入候補としました。

5年平均成長率が高い、増配が続いている、配当性向に余裕がある、自己株取得が定期的に行われていることなどを参考に購入しました。

三菱UFJフィナンシャルグループのファンダメンタル分析

三井住友フィナンシャルグループ(8316):銀行業

日本を代表する大手金融機関で、銀行、証券、リース、クレジットカードなど幅広いサービスを提供しています。

1株あたり1万円前後の高額な銘柄ですが、9月30日を基準日として10月1日付で1対3の株式分割が実施されるのでだいぶ購入しやすくなると思います。

ファンダメンタル分析では、三菱UFJフィナンシャル・グループに似ていますが、ROEが低め、配当利回りが高めになっています。

連続増配が続いている、配当性向に余裕がある、自己株取得が行われていることを参考に追加購入しました。

三井住友フィナンシャルグループのファンダメンタル分析

ジャックス(8584):その他金融業

クレジットカードやローン事業を展開する三菱UFJ銀行系列の大手金融会社です。

5年平均成長率が低いものの、配当利回りが高いこと、配当性向に余裕があることなどから購入してきました。

しかし、8月に2024年度の減配が発表されましたので、今後は成長性を確認しながら購入検討をしていきたいと思います。

ジャックス ホームページより抜粋

2023年度の年間配当は、普通配当を前年度から20円増加の210円、さらに創立70周年記念配当10円を加えた220円といたしました。

なお2024年度の年間配当は、2024年8月7日に公表した業績予想の修正に伴い、誠に遺憾ではございますが180円となる予定です。

ジャックスのファンダメンタル分析

三菱HCキャピタル(8593):その他金融業

日本を代表する総合リース会社です。リース事業をメインに、幅広い分野で事業を展開しており、安定した収益基盤を築いています。

2024年3月期で25期連続増配となり、連続増配企業としても魅力的です。

定期的に購入して株数を増やしています。

ヤマハ発動機(7272):輸送用機器

世界2位の二輪車メーカーで、ランドモビリティを中心にマリン製品やロボット製品にも注力しています。

高い配当利回りに加えて、配当性向に余裕があること、自己株取得が行われています。

また株主優待制度があり、会社所在地の名産や関連商品などをいただくことができます。300株まで増やしたいと思っています。

配当金の魅力

最後に受け取っている配当金の推移をご紹介します。

私は受け取った配当金を再び株式の購入に充てることで、複利の効果を得ながら運用をしています。

配当金収入の推移

下のグラフは、毎年受け取っている配当金(自社株を除く)の推移を示しています。

毎年の受取配当金の推移

配当収入を主な目的にしてからは、株価の評価額の増減があまり気にならなくなりました。

以前は、株式の売買で利益を出そうと株価の変動に一喜一憂していましたが、今では心の安定を保ちながら投資を続けられています。

長期的な視点でコツコツと積み上げていくことの大切さを実感しています。

まとめ

今回の記事では、定年後の生活のために実践している単元未満株の買い増しと受け取っている配当金の推移についてご紹介しました。

使用予定のない余裕資金で投資をすること、長期的な視点で配当金収入を増やしていくことで株価の変動が気にならなくなっていると思います。

株価の暴落を味方にして、コツコツと高配当株を積み増して、定年後の収入源を大きくしていきます。

今回の記事が新NISAで株式投資を始めたばかりの方にお役に立てたら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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