こんにちは、ヒデです。
「相場が不安定で心配です(2022年2月11日)」の記事から一ヶ月が経過しました。
一ヶ月前は、テーパリングや利上げによる株価下落を心配していました。
今は、ロシアのウクライナ侵攻に対する各国の経済制裁による混乱
まさか、このような状況になるとは想像もしていませんでした。
日本経済新聞社
資源や農産物など様々な価格が上昇しています。
- 原油価格:79.32ドル/バレル(2021年12月31日)→107.93ド/バレル(2022年3月18日)となり、約36%の高騰
- 天然ガス:69ユーロ/メガワット時(2021年12月31日)→101.1ユーロ/メガワット時(2022年3月18日)となり、約47%の高騰
- 小麦:7.72ドル/ブッシェル(2021年12月31日)→10.64ドル/ブッシェル(2022年3月18日)となり、約38%の高騰
また、ロシアの株価指数や通貨は、各国の経済制裁を受けて大きく値下がりをしています。
株価や通貨の下落はロシアだけではなく、制裁をしている国の経済にも影響が出ています。
- ルーブル:74.56対ドルレート(2021年12月31日)→99対ドルレート(2022年3月18日)約33%下落
- NYダウ:2021年12月31日を100とした場合、95.6(2022年3月18日)となり4.4%下落
- 米ナスダック:2021年12月31日を100とした場合、88.1となり11.9%の下落となっています。
日経平均株価も年始から下がってきています。
日本経済新聞社
私のウェルスナビの状況
私のウェルスナビの状況はこちら
WealthNavi アプリより引用・作成
開始時からのグラフ(リスク許容度:5)はこちら
WealthNavi アプリより引用・作成
他の投資商品と比較
私が運用している他の商品で、2021年12月31日と直近の評価額を比較しました。
- 従業員持株会(自社株):▲14%
- 確定拠出年金(海外65%、国内25%、新興国10%):▲4%
- 個別株(高配当株15社トータル):+2%
ウェルスナビのポジションとしては、確定拠出年金(海外65%、国内25%、新興国10%)と同じ位といったところでしょうか。
期間を年末から直近に限定した状況で比較しました。
昨年末からの評価では、ウェルスナビだけではなく、持株会や確定拠出年金の評価額も下がっています。
いずれもリスク度の高い金融資産なので、現時点でのマイナスは仕方ないと思います。
現在の相場を買い場と考えて、淡々と積立を継続します。
持株会は改めて評価額の変動が大きくなること、分散できていないリスクだと実感しました。
持株は資産形成と給与所得が一体化しているので、一層リスクが高いとも考えられます。
また、確定拠出年金で選択している商品は、地域の分散はされていますが、全て株式で構成しているのでハイリスクになっています。
私の確定拠出年金は、退職金の3割に相当しているので全体から見るとリスクは大きくないと考えています。
国内高配当株については、14銘柄に分散していたことやマーケットの資金が高配当株に流入したことからプラスの結果となりました。
長期・分散・積立が基本スタイル
私のポートフォリオは、持株会や個別株等は全体の20%以内としているので、一時的なマイナスはあるものの大きな損失にはつながっていない状況です。
一ヶ月前にはこのような状況になるとは思っていませんでしたので、将来を予測して対応することは本当に難しいと思いました。
今後も、長期・分散・積立を基本としてリスクをコントロールしていきたいと思います。
株価が値下がりしたので余剰資金で購入した
これまでも株価が下落している際には、思いつきで高配当株を購入していました。
以前は、売買差益を得る目的で購入していたのですが、現在は配当金を得ることを目的として複数銘柄を買い増しています。
今回は円安になっていたので、ドルとユーロを売却して45,000円の資金を作り、3銘柄をワン株で購入しました。
- 武田薬品工業(4502):@3,480円で5株
- 三井住友フィナンシャルグループ(8316):@4,101円で4株
- ソフトバンク(9434):@1,455円で6株
配当予想から計算すると、武田450円、三井住友420円、ソフトバンク258円となり、配当金が1,128円増える見込みです。
一回の購入で増える配当金はささやかな金額ですが、年間では7万円以上の配当金が貰えるようになりました。
資産運用に手間をあまりかけたくない方には、高配当株に投資して配当をもらう方法はお勧めできると思います。
これからも、コア・サテライト戦略を守りつつ、長期・積立・分散投資で資産を増やしていきたいと思います。
今回の内容が市場が不安定で気持ちが揺れてしまう方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。