こんにちは、ヒデです。
私は老後生活のために月5万円の配当収入を目指して、高配当株投資に取り組んでいます。
株式投資の知識も経験もなくスタートしましたが、2022年には年間の配当金が10万円になりました。
今年は安定して高配当が期待できる銘柄を購入できるように取り組んでいます。
今回の記事では、各種指標から優先順位をつけて7月に購入した銘柄を紹介します。
この記事では個別企業名を記載しますが、特定の銘柄を推奨したり、将来の投資成果を保証するものではありません。
銘柄や投資時期などの決定については、ご自身で判断をお願いいたします。
7月に購入した銘柄
7月は余裕資金で9銘柄(約14万円)を購入しました。
銘柄を選んだ7つのポイント
- PER(倍)=株価/1株当たり純利益(EPS)、PERの数値は低いほうが株価は割安と判断されます。
- PBR(倍)=株価/1株当たり純資産(BPS)、現在の株価が企業の資産価値(解散価値)に対して割高か割安かを判断する目安として利用されます。
- 自己資本比率(%):総資産に占める自己資本の割合で、この割合が高いほど財務の安全性の安全性が高いと判断されます。
- 配当利回り(%)=1株当たりの年間配当金額/1株当たりの購入価額
- 配当性向(%)=1株当たりの配当額/1株あたりの当期純利益
- 自己株取得:企業から株式市場から過去に発行した自社の株式を自らの資金で買い戻すこと。市場に出回る株式総数が減るため、1株あたりの純利益(EPS)の向上につながります。
- 連続増配年数:長期間にわたって「増配を続けている」企業は、長期に業績を伸ばしている優良企業と判断できます。
私は7項目の合格点を下記のように決めて、目安を満たす項目が多い銘柄を優先して予算を配分しています。
PER | PBR | 自己資本比率 | 配当利回り | 配当性向 | 自己株取得 | 連続増配年数 | |
目安 | 10倍未満 | 1倍未満 | 50%以上 | 3%以上 | 50%未満 | あり | 2期以上 |
購入の優先順位
合格点をクリアした項目(赤色マーカー)の数が多い順に購入の優先順位をつけています。
1銘柄の購入金額の上限を2万円程度として、100株に近い銘柄は単元株になるように購入しました。
購入銘柄 | コード | PER | PBR | 自己資本比率 | 配当利回り | 配当性向 | 自己株取得 | 連続増配年数 | 購入株数 |
ジャックス | 8584 | 7.8倍 | 0.88倍 | 5.7% | 3.9% | 30.4% | あり | 4期 | 4 |
三井住友フィナンシャルG | 8316 | 10.5倍 | 0.68倍 | 4.7% | 4.1% | 40.4% | あり | 2期 | 3 |
三菱HCキャピタル | 8593 | 10.5倍 | 0.83倍 | 14.3% | 4.3% | 40.8% | ー | 9期 | 13 |
KDDI | 9433 | 13.7倍 | 1.81倍 | 43.0% | 3.3% | 43.5% | あり | 9期 | 6 |
信越化学工業 | 4063 | 18.1倍 | 2.4倍 | 81.8% | 2.1% | 28.7% | あり | 8期 | 3 |
三菱商事 | 8058 | 10.9倍 | 1.24倍 | 36.4% | 2.8% | 22.2% | あり | 7期 | 1 |
三菱ケミカルグループ | 4188 | 11.9倍 | 0.74倍 | 27.1% | 3.9% | 44.4% | ー | ー | 25 |
東京エレクトロン | 8035 | 31.1倍 | 5.87倍 | 68.7% | 1.6% | 56.6% | あり | 3期 | 0 |
ソフトバンク | 9434 | 17.2倍 | 3.25倍 | 15.2% | 5.6% | 76.4% | あり | ー | 8 |
武田薬品工業 | 4502 | 49.5倍 | 1.11倍 | 45.5% | 4.3% | 88.1% | あり | ー | 2 |
NEXT FUNDS 日経平均高配当50指数連動型上場投信(1489)を買ってみた
NF・日経高配当50ETFは日経平均高配当株50指数を対象指標とした上場投信です。
個別株の銘柄のように購入できて、分配金も受け取れるそうです
日経平均株価の構成銘柄のうち、予想配当利回りの高い原則50銘柄で構成される株価指数に連動しています。
組入銘柄のうち、上位10銘柄はこちらです。
No. | 銘柄コード | 銘柄 | 純資産比率 |
1 | 9107 | 川崎汽船 | 4.57% |
2 | 9104 | 商船三井 | 3.73% |
3 | 5401 | 日本製鉄 | 3.72% |
4 | 1605 | INPEX | 3.48% |
5 | 9434 | ソフトバンク | 3.30% |
6 | 8306 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ | 3.21% |
7 | 8411 | みずほフィナンシャルグループ | 3.18% |
8 | 5411 | JFEホールディングス | 3.13% |
9 | 9101 | 日本郵船 | 3.09% |
10 | 2914 | 日本たばこ産業 | 3.08% |
組入銘柄は5月31日を基準日とした「予想配当利回りランキング」をもとに、定期見直し(6月30日)が実施されています。
実施日 | 採用銘柄 | 除外銘柄 |
6月30日 | 4042 東ソー | 8001 伊藤忠商事 |
5706 三井金属鉱業 | ||
7202 いすゞ自動車 | ||
9107 川崎汽船 |
自分で高配当銘柄を選ばなくてもいいなんてラクできそう
信託報酬率(年率・税込)は0.308%
信託報酬は米国高配当ETFに比べると高めだけど、NISAの非課税口座で運用できる点はお得かも
分配金の支払いは年4回で、毎年1月・4月・7月・10月
分配金利回り(9月5日)は3.73%
年4回も分配金がもらえて、そこそこ高配当で、銘柄選定のメンテナンスも要らないなら、老後生活の収入源には良いかもしれない
投資対象として良さそうなので、個別株と同じように、長期・積立を始めてみます。
投資成果は定期的に報告していきます。
最後に
今回は高配当株投資として、7月に購入した銘柄をご紹介しました。
高配当株は単元未満株で積立を続けていますが、安定した高配当株を割安で購入するために各種指標から購入の優先順位をつけるようにしています。
また、日本株の高配当ETFとして「NF・日経高配当50ETF」の購入をしました。
2022年の年間配当金は約10万円でしたが、2023年は14万円くらいまで増えそうです。
配当金の実績については別の記事で公開していきます。
今回の記事が、高配当日本株投資に興味のある方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。