こんにちは、ヒデです。
2022年4月、ドル円レートが20年ぶりの水準となる130円台になりました。
円安になるとドルベースの投資は効率が悪くなるように思います。
円安が一段落するまで投資をストップした方が良いのか検討しました。
ドルベースで積立をしているWealthNaviの評価額と今後の方針についてご紹介します。
日本経済新聞 2022年4月28日
WealthNaviの評価額チャート(2022年04月30日)
WealthNaviの資産内訳を示します。
私のポートフォリオは左図の構成になっています。
リスク度『5』で運用をしています。
米国株と日欧株で約70%を占める成長重視のポートフォリオになっています。
まず、円ベースの評価を示します。
円ベースのチャート(直近6ヶ月)です。
4月30日の利回りは+34.49%
過去最高は+40.92%(4月19日)でした。
次にドルベースの評価を示します。
ドルベースのチャート(直近6ヶ月)です。
4月30日の利回りは+13.48%です。
最高値は11月8日の+33.26%でした。
年初は+30.57%だったので、年初から約17%低下しています。
円安の影響で円ベースでの利回りは維持されていますが、ドル資産としては低下している状態です。
ETFの評価額について
WealthNavi で投資しているETFの年初来のトレンドを示します
米国株(VTI)、日欧株(VEA)、新興国株(VWO)は全て年初来下落トレンドになっています。
米国の金融政策による影響が大きいと思います。
(グラフはiPadアプリ「株価」で作成)
米国債権(AGG)は株式と同様に年初来下落トレンドが続いています。
金(GLD)と不動産(IYR)は年初より下がっているものの株や債権に比較すると下落は少ないようです。
(グラフはiPadアプリ「株価」で作成)
2022年初から下落しているVTIですが、10年間で見ると右肩上がりで少し安心できます。
これからも長期的な米国の成長に期待して、積立投資を継続します。
VTIはUSトータル・ストック・マーケット・インデックスという指数に連動していて、全米株式市場の98%をカバーしています。
米ドル/円 為替相場の状況
左側のグラフは半年間の「米ドル/円」の為替相場チャートになります。
3月初旬から急速に円安が進み、2ヶ月で約15円も円安になりました。
右側のグラフは10年間の「米ドル/円」の為替相場チャートになります。
長期的には揺り戻しがあるのではないかと想像しています。
円資産/ドル資産の割合
長期的な観点からの基本ポートフォリオ策定
長期的な運用においては、短期的な市場の動向により資産構成割合を変更するよりも、基本となる資産構成割合を決めて長期間維持していくほうが、効率的で良い結果をもたらすことが知られています。
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)ホームページより
左側の円グラフは年金積立金管理運用独立行政法人(GIPF)で策定しているポートフォリオです。
私の金融資産の状況は右側のグラフになります。
円資産の中に確定拠出年金で運用している海外株式が入っているので外国資産の割合はもう少し高くなると思います。
引き続き、海外資産・米ドル資産の割合を増やしていきます。
米ドル建て資産を持つメリット
日本は世界第3位のGDPを占める経済大国ですが、人口の減少にともなう労働力不足、企業活動の停滞など長期的な成長に不安があります。
世界経済が成長する恩恵を受けるためには、現在の私のポートフォリオは国内資産のウエイトが大きすぎると思います。
今後も米国ETFへ投資を続け、GDPの大きい米国にシフトさせていきます。
まとめ
私のポートフォリオの国別分散度を見ると8割以上を日本が占めており、世界に分散をさせる必要があると思います。
特に世界のGDPで約1/4を占める米国への投資が重要だと考えています。
現在、WealthNaviによる投資をしている各種ETFの評価額は、年初から下落をしていますが10年前からのトレンドを見ると買い時ではないかと考えています。
ドル円のレートは20年ぶりの円安になっていますが、まとめて投資をするのではなく長期・分散を心掛けながら米国株の比率を高めていきたいと考えています。
長期・分散投資のツールとしてWealthNaviを引き続き活用していきたいと思います。
『バビロンの大富豪「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか』
資産はどうやって増やすのか、あなたがとるべき行動はストーリーとして紹介されています。
ストーリーに自分の行動を重ねることができるので、投資初心者にもおすすめです。
今回の内容が、円安で投資に迷っている方の参考になればうれしいです。
宜しければ、他の記事も参考にして下さい。
最後までお読み頂きありがとうございました。