こんにちは、ヒデです。
ウェルスナビの積み立てを4年間続けてきましたが、最近の米国市場の影響を受け、ドルベースの評価額が元本割れをしました。
2022年に入ってから評価額が下がり続けていたので「ついに元本を割ってしまったか」という印象です。
私は2018年からウェルスナビ(WealthNavi)で定期積み立てをしています。
ウェルスナビは老後の資産形成のために長期・積み立てのスタンスで運用しています。
この記事を読んでほしい人
- ウェルスナビの運用実績がマイナスで心配な方
- ウェルスナビの運用実績に興味がある方
ウェルスナビ(WealthNavi) の運用実績【2022年10月】
9月22日からドルベースの評価額はマイナスになっています。
チャートを作成時のドル円レートは145円でした。
マイナス評価の原因は為替レートではなく、購入しているETF自体が下がっていることになります。
ポートフォリオから資産クラスごとの実績を確認します。
赤色で表示されている資産がマイナス評価です。
日欧株(VEA)、新興国株(VWO)、米国債権(AGG)、不動産(IYR)の4資産がマイナスになっています。
利上げの影響を受けて債権も下がっている状況です。
資産ごとにみると米国株(VTI)は、+13%以上を保っており、改めて強さを感じました。
VTIやVOO、S&P500に単独で投資をしている場合はまだ余力がありそうですね。
ETFごとのチャート(ドルベース)
資産ごと(ETFごと)のトレンドを紹介します。
株式
VTIは約4000の米国株式で構成されたETFです。
S&P500の銘柄で構成されるVOOと比較するとより投資対象が分散されています。
米国を除く先進国の株式で構成されたETFです。
構成上位にはネスレ(スイス)やサムソン(韓国)、トヨタ(日本)などがあります。
新興国の株式で構成されたETFです。
中国や台湾の株式で5割以上を締めます。
他にはインドやブラジルの株式で構成されています。
ウェルスナビで投資をしている3種類の株式はすべて年初から下がり続けている状況です。
債券、金、不動産
9000以上の米国優良債券に分散投資をしているETFです。
7割を占める優良債券であるAAA企業は1981年〜2020年の間に一軒の破綻もないほど信用性の高い企業になります。
世界各国が金融引き締め、金利を上げている状なので債券価格の見通しはしばらく厳しそうです。
金相場に連動することを目指したETFです。
「金」には金利がつかないため、金利が高い状態では相場が下がりやすくなるとされています。
米国の不動産セクターの株式で構成される「ダウ・ジョーンズ不動産指数(Dow Jones u.s. Real Estate Index)」と同様の成果を目指したETFです。
ウェルスナビで投資をしている6資産は全て年初から下落している状況です。
私の場合は、最もマシなのはVTI(+13%)、次がGLD(+11%)でした。
VEA、VWO、AGG、IYRはすべてマイナス評価になっています。
円換算の評価額
円ベースの評価額においては、円安の恩恵を受けて+26%となっています。
資産クラス別においても、全資産でプラスを保っている状態です。
今後、為替水準が円高になり、円ベースの評価額も下がってくることが心配です。
今後のウェルスナビの運用について
世界の経済状況が不透明なので、どの様に資産運用をしたら良いのか不安があります。
ネット上は、様々な投資情報が溢れていて迷いもあります。
ここで考えたいのは、資産運用の目的です。
私が資産運用をしている目的は、老後の生活資金を増やすためです。
さいわいリタイヤまで数年間あるので、これまでの運用スタイルを変えずに続けていこうと考えています。
これまで通りの資産運用のスタイルを継続する理由については、過去の記事でご紹介していますので、是非お読みください。
『バビロンの大富豪「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか』
資産を増やすために必要な普遍的な行動について書かれています。
資産運用の初心者にはおすすめです。
私はウェルスナビ以外にも、月5万円の配当収入を目指して「高配当・増配株投資による資産運用」に取り組んでいます。
高配当・増配株投資の記事についてもお読みいただければ幸いです。
最後に
ウェルスナビの評価額は円ベースではまだプラス評価ですが、ドルベースではマイナスに落ち込みました。
世界経済の先行きは不透明で、ウェルスナビの資産運用を続けるには不安もあります。
今のところ、円ベースではプラスを保っているので、冷静になって長期・積み立て投資を続けたいと思います。
今回の内容が、ウェルスナビの評価額がマイナスになっている方、ウェルスナビの運用結果に興味のある方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。