こんにちは、ヒデです。
私がコア資産と位置づけて積立をしている「ウェルスナビ(WealthNavi)」の評価額が2021年の後半から上下を繰り返し、最近では下落傾向になっています。
2020年から2021年の前半までは順調に伸びてきたのに。。。
この先、評価額はどうなっていくのか。。。
私の結論は、評価額に一喜一憂せず、積立投資を継続することです。
私のポートフォリオは株式が85%です。
- 米国 約35%
- 日欧米 約33%
- 新興国 約17%
リスク許容度「5」、月3万円積立で運用中
ウェルスナビ(WealthNavi)評価額の推移
大まかな評価額ですが、一年間の推移を示します。
WealthNavi アプリより引用・作成
2021年7月頃から評価額が上下するようになり、11月頃から成長鈍化のトレンドがはっきりしてきたように見えます。
直近3か月(11月〜2月)の評価額は若干マイナスで推移しています。
WealthNavi アプリより引用・作成
テーパリングの影響か!?
成長鈍化の原因として思い当たるのは「テーパリング」という言葉です。
テーパリングについては、日本経済新聞の記事がとても参考になります。
日本経済新聞
アメリカの金融緩和は2つ
①金利の引き下げ
②お金の供給量を増やす
テーパリングは、お金の供給量を増やすために行ってきた「米中央銀行である米連邦準備理事会(FRB)の資産購入」の額を減らすというものです。
金融緩和は新型コロナウイルス感染症の拡大により打撃を受けた経済を下支えするために行われてきました。
しかし、ワクチンの普及により経済活動が徐々に戻ってきていることや急激なインフレの懸念から金融引き締めとしてお金の供給量を減らすテーパリングが始まっています。
一般的にはテーパリングによりFRBの資産購入が少なくなることで需給が緩み「長期金利が上昇」するとされています。
長期金利が上昇すると企業の借り入れコストが上がり、「株価が下がる」と考えられています。
テーパリングは2022年6月まで行う予定でしたが、2022年3月に前倒し(縮小金額の加速)することが発表されました。
テーパリングの検索人気度
2021年1月頃からGoogleでテーパリングの検索がされるようになり、
テーパリングが開始された2021年10月末〜11月に検索がピークになっています。
Google Trends にて「テーパリング」を検索・引用
さらに心配な、金利の引き上げ
もう1つの金融緩和策である「金利の引き下げ」についても終了するとされています。
2022年3月にテーパリングを終了し、2022年度中に3回の利上げをすると予測されています。
一般論として考えられている「金利と株価の逆相関」
- 高い金利の際は債券の運用で利息収入が増える
- 値下がりリスクのある株式を運用する必要性が低下する
- 投資の魅力が株式から債券にうつり、株価は下落する方向に動く
2022年は更に株価下落するのか。。。
将来の相場を予測することは難しい
少なくとも、私には将来の相場がどうなるのかわからないです。
私には選択肢が2つ
- 投資を止める
- 投資を続ける
私の選択は「投資(積立)を続ける」です。
WealthNavi
私が積立投資を続ける理由
「下がっている時こそ、安く購入するチャンス」これが積立投資を継続する理由です。
しかし、チャンスとはいえ、スポットのような積み増しはしないつもりです。
「落ちてくるナイフはつかむな」という相場の格言があります。
相場の底を上手くつかめないと、更に下落して怪我(損)をするという教えです。
SMBC日興証券 初めてでもわかりやすい用語集
過去の経験でも、上手に相場の底を捉えて購入することは出来ませんでした。
ご興味があれば「私の投資経験をご紹介します」をお読み下さい。
最後に
大切な財産が減ってきたら心配ですよね。
私は心配になりすぎないよう、すぐに使う予定がない余裕資金で投資をする、長期・積立をするように心掛けています。
これからも評価額に一喜一憂せず、積立投資を継続していきたいと思います。
同じように心配している方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。