こんにちは、ヒデです。
2022年の資産運用、皆さんは期待通りの結果が得られましたか。
今年は米国株式やETFが大幅に下落したので、資産運用を継続するべきか・止めるべきか、悩んだ方も多かったのではないでしょうか。
私は2018年からウェルスナビ(WealthNavi)をドル資産として積み立てています。
2022年は運用成績を心配をしながらの定期積立になりました。
今年も積み立てを継続したウェルスナビの運用実績についてご紹介します。
この記事を読んでほしい方
・ウェルスナビに米国株やETFの下落はどのくらい影響があったのか知りたい人
・円安の影響はどのくらいあったのか知りたい人
・定期積立を続けた結果を知りたい人
2022年は米国の金利引き上げの影響等により、年初から各種米国ETFが大きく下落しました。
ウェルスナビで購入しているETFも下落したため、ドル建ての評価額は下がり続け、9月22日に評価額(ドル建て)が元本割れになりました。
ウェルスナビで購入しているETFの評価額について
私のポートフォリオ(リスク許容度5)では株式が85%を占めています
- 米国株VTI:37.0%
- 日欧株VEA:33.9%
- 新興国株VWO:14.1%
- 米国債券AGG:5.0%
- 金GLD:5.0%
- 不動産IYR:5.0%
ポートフォリオの8割以上を占める株式(VTI・VEA・VWO)が年初から大幅下落
「VTI」の評価額は年初から下がり続けましたが、10月以降は持ち直しているようです(ドル建て)。
「VEA」も「VTI」と同様に評価額は下がり続けていましたが、10月以降は「VTI」以上に持ち直しているようです。
2023年はさらに上昇することを期待します。
新興国株(VWO)も同様の推移となっています。
ウェルスナビ(WealthNavi) ドル建ての評価額について
年初から下がり続けたドル建ての評価額は9月から11月にかけて元本割れとなりました。
11月の後半から7割を構成する「VTI」や「VEA」が回復し、ウェルスナビのドル建て評価額も回復に向かっています。
ドル円のレートについて
ドル円レートは特に3月頃から円安が進み、10月には32年ぶりに150円を超える水準になりました。
その後、円高に推移して12月中旬では135円前後になっています。
ウェルスナビ(WealthNavi) 円建ての評価額について
ETFのドル建て評価額は年初から大幅に下がりましたが、ドル円レートが記録的な円安になったことで円建ての評価額は維持されて来ました。
10月以降は、米国ETFの評価額が持ち直していますが、ドル円レートが円高に進んでいるために円建ての評価額は相殺されています。
今年はウェルスナビの積立をした方が良いのか心配しながら続けてきましたが、現在までは円建ての評価額はほとんど変動がないような結果になりました。
今後もウェルスナビの積立投資を続けるべきか
ウェルスナビのホームページでは、柴山さん(CEO)の実績を公開しています。
柴山さんの運用実績によるとドル建ての実績でも元本割れをする事はありませんでした。
柴山さんの投資データをみると2016年から積み立てを行っています。
私は2018年から積み立てをしていましたが、投資実績が元本割れを起こした理由に投資期間の長さがありそうです。
長期投資によるリターンの安定化
長期投資のメリットとしてリターンの安定化が知られています。
株式などに投資を始めた初期にはリターンが大きなプラスやマイナスになることがあるけれど、長期で投資を続けているとリターンが安定してくるというものです。
柴山さんは6年間積み立てを継続していて元本割れはしなかった。
私は4年間積み立てをしていたが、元本割れの期間が生じた。
運用期間によってリターンに差がついたようです。
最後に
2022年は米国の株安や円安により、ウェルスナビで投資を続けることに不安を持ちましたが、結果的には大きなマイナスになることはありませんでした。
ドル建ての評価では元本割れをする期間がありましたが、投資期間が短いことによるものと考えています。
私は長期投資によるリターンの安定化を期待して、これからもウェルスナビの定期積立を続ける方針です。
2023年の投資環境がどの様に推移するのか心配は続きますが、今回の記事が現在の投資環境において積立投資に不安を感じている方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
2022年はウェルスナビについて6つの記事を書きましたので、こちらもお読み頂ければ嬉しいです。