こんにちは、ヒデです。
私は、定年後に再雇用をしない、自由な生活を目指して、資産形成や収入源作りに取り組んでいます。
ウェルスナビは、「ゆとり生活」の資金として運用を続けています。
ウェルスナビでの資金形成は2018年以来、毎月3万円の積立をしてきましたが、2024年1月で積立をストップして、「新NISA」の投資資金に充当しています。
今回の記事では2024年1月から12月まで、追加の積み立てをしていないウェルスナビの運用実績を公開します。
積立をストップしたままの運用実績にご興味のある方は最後までお読みください。
運用実績
2024年(1年間)の評価額は、338万円が417万円になり、放置のままで78万7431円増えました。
増加率は123.3%(円ベース)になりました。
ドルベースでの評価
ドルベースでは、23,483ドルが26,518ドルとなり、放置のままで3,035ドル増えました。
増加率は112.9%(ドルベース)になりました。
評価額増加の要因
評価額が増加した要因をポートフォリオ、為替(ドル/円レート)から分析しました。
① ポートフォリオ
2024年初の具体的なデータを残していなかったため、2024年末と正確な比較は難しいですが、ポートフォリオの約40%を占める米国株【VTI】のパフォーマンスが非常に高かったことが主な要因と考えられます。
ドルベースのポートフォリオと【VTI】の推移を示します。
2024年の【VTI】の年間パフォーマンスは、なんと123%の上昇を記録しました。
一方、ポートフォリオ全体の増加率は113%であったため、【VTI】以外の約60%のポートフォリオの増加率を計算すると、104%となります。
この結果からも、【VTI】が全体のパフォーマンスを大きく牽引したことがわかります。
VTIとVOO(S&P500) 2024年の推移
VTIとVOOはどちらも米国企業に投資するファンドで、両者の違いは投資対象です。
VTIはトップ企業から中小企業まで米国企業全体が投資対象、VOOは米国を代表するトップ500社が投資対象になります。
VTIの方は投資対象が分散していることになりますが、トップ企業は重複しており投資成績はほぼ同じと言われています。
2024年初から年末のアップレーション(ドルベース)で、VTIが123.0%、VOOが124.1%になりました。
② 為替の影響
2024年は円安が進行したことも評価額の押し上げ要因となりました。
1月のドル円レートは1ドル=141円でスタートし、12月には157円まで上昇しました。
この為替変動の影響を計算すると、12月末の評価額417万円は、年初と同じレート(141円)であれば374万円となるはずでした。
つまり、為替の押し上げ効果により、評価額が43万円増加した計算になります。
結論
2024年の投資評価額の増加は、米国株【VTI】の好調なパフォーマンスと円安のダブル効果によるものでした。
特に、【VTI】の力強い上昇が全体の成績を大きく支えてくれたと考えています。
今後の方針
ウェルスナビは、株式だけでなく債券や不動産にも分散投資を行い、世界中の資産に分散投資している点が特徴です。
このため、米国株式(S&P500)に集中投資する場合とは異なるリスク・リターンの特性を持っています。
2024年は米国株式が非常に強いパフォーマンスを示しましたが、2025年も同じ状況が続くかどうかは分かりません。
また、為替の動向も非常に予測が難しく、円高や円安の影響が評価額に大きく反映される可能性があります。
このような不確実性を考慮すると、リスク分散の重要性がさらに高まると考えています。
私は全世界の長期的な成長に引き続き期待しています。また、株式だけでなく、その他の金融商品にリスクを分散させることが重要だと考えています。
そのため、引き続き「放ったらかし」で運用できるウェルスナビを活用し、長期的な資産形成を進めていく予定です。
まとめ
2024年は、追加投資なしのほったらかしでも、評価額は78万円増えました。
評価額が増えた要因は、米国株【VTI】の好調なパフォーマンスと円安のダブル効果によるものでした。
今後もウェルスナビの特性を最大限に生かしながら、安定的な成長を目指していきたいと思います。
本日の記事はいかがでしたでしょうか。投資初心者の方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。